ビッキーことば塾
ごあいさつ
令和2年4月より大阪市指定事業児童発達支援事業「ビッキー療育センター」より、民間事業「ビッキーことば塾」に事業転換することになりました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
最近、ニュースでよく取り上げられている「虐待」に対する課題は増える一方です。
虐待は親御様が一生懸命しつけや子育てをしていく中で生まれるものもあります。
「言う事を聞いてくれない」という悩みはどのご家庭でもあるかと思います。
核家族化が進み子育ての仕方が分からない方や、一人で子育てをして孤独を感じている方も少なくはありません。
大切なお子様を「楽しく育てたい」という思いは誰もが願っていることだと思います。
そのためには、お子様の性格や特性の理解、発達段階に応じた手助けが必要になってきます。
まずは、お子様を育てやすくする環境を作っていくことが大切です。
そうすることが、お子様にとっても生活しやすくなります。
「子供がいうことを聞いてくれない」と親御様が思っているように子供たちもまた「誰も自分のことを分かってくれない。」と嘆いている可能性もあります。
ビッキーことば塾は障がいの有無に関係なく訓練を受けていただくことができます。
多くのことを吸収できるこの大切な時期に、将来の見通しを立てながら計画的に子育てしていきましょう。
ビッキーことば塾では、得意なことを伸ばして苦手なことにもチャレンジできる強い心と安定した心を養い人間力(社会で生きていくための力)を鍛えます。
それぞれの能力が最大限引き出せるよう、個別指導及びペアレント指導ではマンツーマンの訓練を行います。
集団指導では、小集団での遊びを通して対人コミュニケーション力を身に付けてもらいます。
■民間事業に転換した理由
*一人でも多くのお子様が適切な時期に言語訓練を受ける環境を作るため。
*年齢や障がいの有無に関わらず言語訓練が受けられるようにするため。
*療育の並行利用を可能にするため。(同日に利用可能)
■事業の目的
・生活の質の向上
・自己肯定感を養い、安定した精神状態で生活することができる。
・小学校等での学習の遅れを支援する。
・自らの特性等を理解し、想定外の出来事にも対応できる力を育てる。
・自分らしく生きる力を育てる。
・将来の就労に繋がる特技(能力)を見つける。
ご案内
受給者証や療育手帳の有無は問いません。児童発達支援や放課後等デイサービス等の指定事業と並行してご利用ができます。
※こちらは民間事業になりますので、訓練費用をご負担していただきます。
ことばの訓練が必要な場合
Q.どんなことができるの?
A.言語聴覚士が発達年齢や特性に応じてことばの訓練を行います。
Q.ことばは出るけど、サ行が上手く発音できません。訓練で治る?
A.器質的(口腔形態)に異常がなく、機能的(舌の動きや息の出し方等)な構音の誤りであれば、正しい構音を導くことができます。ただし、言語聴覚士の指示が理解できる能力や口腔機能の十分な発達が必要になりますので、訓練適応年齢(4歳頃)に達していなければ難しいです。
Q.ことばが全く出ていません。訓練でことばが出るようになる?
A.ことばが出るまでには様々な要因が関連してきます。発達障がいによるものや家庭環境によるものなどさまざまです。発達障がいと言ってもさまざまな特性があるため、一人一人評価してみないと具体的なことはお答えできません。家庭環境によるものであれば、親の関わり方を少し変えるだけですぐに効果が期待できる場合があります。
ことばを話すためには、まず〝聞く力”が大切です。特性により耳で聞いたことばを記憶することが苦手だったり、周りのことばが入りにくい(脳で処理しにくい)ということが原因である場合もあります。
コミュニケーションの訓練が必要な場合
Q.癇癪がひどいです。病院で「自閉症」と診断されました。関わり方が分からないです。
A.癇癪はお子様自身の訴えです。ことばが遅れている場合は特に自分の気持ちを上手く表現できないため癇癪が強く出ます。また、感情のコントロールが苦手なお子様もいます。家庭環境を整え、ペアレント指導を受けることで、安定して過ごすことができるようになり生活の質を高めることができます。
健診でアドバイスをいただいた場合
Q.定期健診でことばの遅れがあると言われました。「様子をみましょう。」と言われましたが何かで きることはありますか?
A.できることはたくさんあります。気になるのであればすぐに動きだしましょう。
児童発達支援や放課後等デイサービスを活用しましょう。
ビッキーことば塾では、ことばやコミュニケーションに関することであれば専門的に評価し訓練することができます。早期の訓練で今後の生活が劇的に変わってきます。
健診で気付いてもらえたら前向きに捉えましょう。
その他にも・・・
〇発音が気になるけど、病院の訓練は空きがなくてなかなか訓練してもらえない。
〇専門的な支援を受けられるところが少ない。
〇小学校に適応できずに精神的に不安定になった。
〇療育を受けているけど、ことばがでない。
〇こどもとの関わり方が分からない。
〇自傷他害がありお友達と一緒に遊ぶことができない。
〇発音が気になるけど、療育手帳を取得できず療育を受けることができない。
さまざまな問題を一つずつ解決していきましょう。ご相談をお待ちしております。